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私は2014年から電験2種を受験し始め、2025年にようやく合格しました。
この記事では、実際に私が使った参考書・問題集だけを正直にご紹介します。
「どれを買えばいいか分からない」「無駄な出費を避けたい」という方の参考になれば幸いです。使っていない本を「おすすめ」とは書きません。あくまで自分が手を動かした本だけを紹介します。
一次試験の参考書・問題集
これだけシリーズ(理論・電力・機械・法規)全4科目
電験2種を初めて受験する方に特におすすめのテキストです。各科目の内容を丁寧に解説しており、電験3種を取得された方であれば無理なく取り組めます。
ただし問題演習の量は多くないため、テキストで内容を理解したあとは過去問を繰り返し解くことが必須です。
理論の15年間(電験2種一次試験過去問マスタ)
理論の過去問集として購入しました。テーマ別に問題が整理されているため、自分の弱点を集中して対策しやすいのが特徴です。
電気技術者試験センター 公表問題
全科目の過去問集を購入すると費用がかさむため、理論以外の3科目は電気技術者試験センターの公表問題ページを活用しました。
理論以外の3科目はこれで十分対応できます。無料で入手できるので、まずここから活用することをおすすめします。
理論は計算問題が多く、解くためにある程度の数学力が必要です。数学に不安がある方は、後述する「電験2種数学入門帖」を先に読んでおくと、テキストの内容がスムーズに理解できます。
二次試験の参考書・問題集
これだけシリーズ(電力・管理 計算編/論説編・機械・制御 計算編)
まずこれだけシリーズで各科目の概要をつかみます。
ただし、テキストの理解に時間をかけすぎないことが重要です。概要が分かったらすぐに過去問へ進んでください。
電験二種完全攻略 二次試験対応
平成7年〜30年分の過去問対策に使用しました。網羅性バツグンです。問題は項目別にまとめられ、順番もステップアップしやすいよう考えられています。
電験王 電験2種二次試験 過去問徹底解説
平成21年〜直近の過去問まで収録されており、令和元年以降の問題はこちらで対策しました。
この本は電子書籍版と紙の書籍版の両方が用意されており、自分の学習スタイルに合わせて選ぶことができます。書き込みながら勉強したい方は紙版、費用を抑えたい方は電子書籍版がおすすめです。電子書籍版は学習に必要な分だけその都度プリントアウトし利用できます。
電子書籍版は「電験王の棚卸し」オンラインショップで購入でき、問題の掲載順を「年度順」「分野順」のどちらかから選べます。
二次試験の合否は、過去問をどれだけ繰り返したかで決まると言っても過言ではありません。
実際、私は過去問3周で挑んだ年は不合格で、8周+5周まで繰り返した年に合格しました。その実録は別の記事に詳しく書いています。
最初に過去問を解いてみると、ほとんど理解できないと思います。でも、それは普通のことです。私自身も最初はほぼ全く歯が立ちませんでした。
そこで焦らず、以下のサイクルを繰り返してください。
過去問を解く → 分からない箇所をテキストで確認 → また過去問へ戻る → またテキストへ……
1周目は絶望するかもしれません。でも2周目、3周目と繰り返すうちに、確実に手応えが変わってきます。
とにかく過去問を前に進め続けることが最大のポイントです。
電気数学
いちばんよくわかる 電験2種数学入門帖
一次・二次を問わず、計算で詰まったときに立ち返る本として活用しました。特に理論の学習中や、二次試験の計算問題で行き詰まったときに役立ちます。
最初から通読するのではなく、必要に応じて参照するスタイルがおすすめです。
まとめ:参考書を揃える順番
費用と学習の流れを考えると、以下の順番で揃えるのがおすすめです。
| 順番 | 揃えるもの |
|---|---|
| ① まず | 一次試験用テキスト(これだけシリーズ4科目)+ 理論の過去問集 電力・機械・法規の過去問は試験センターの公表問題を活用 |
| ② 必要に応じて | 電験2種数学入門帖 理論の学習を進めて「数学がつらい」と感じたタイミングで追加 |
| ③ 並行して | 二次試験用テキスト・過去問集 一次試験の勉強が進んだ段階で手元に揃えておく |
一次試験と二次試験の間は約2ヶ月半しかありません。合格発表後から準備を始めると、どう考えても時間が足りなくなります。一次試験の学習がひと通り進んだ段階で、二次試験用のテキストも手元に揃えておくことを強くおすすめします。